読書・映画ログ

メインは読書・映画ログ、ときどき忘備録

映画「ある天文学者の恋文」

452 views
約 3 分

あらすじ

主要人物は、著名な天文学者のエド&その教え子エイミー。親子ほど離れた二人が秘められた禁断の愛を育む。

 

エドは、エイミーと同じ年頃の娘を持つ家族持ち。二人が会う時は、学会で本拠地を離れた際のホテルなどの限られた時。それ以外では、メールやビデオチャットで連絡を取り合う。

 

ある日、仕事でしばらく孤島へ行く事を告げるエド、それに応じるエイミー。遠距離となっても、同じようにビデオチャットでのやり取りは続く。そんな折、天文学の授業中に驚きの話を耳にするエイミー。

 

「エドワード教授が亡くなられました・・・」

 

困惑するエイミー。昨日までビデオチャットで連絡を取っていたから当然だ。
すると、携帯からYou got mail.の知らせが鳴る。中身は、エドらしき人物からのメッセージ。

 

微かな希望を胸に、彼の携帯へTEL。やはり返事はない。後に、彼の実家にこっそり尋ねるも、やはり姿はない。彼の訃報は真実だったのだ。

しかし、訃報から月日が過ぎても、彼からのビデオメッセージは届けられ続ける。

 

それらは、実は死に際にエドが残した恋文の数々だった・・・。

感想

恋人の死後、彼が遺したビデオレターとそれを観るヒロインという話のスタイルは、今時の話っぽくて斬新。また、ビデオレターの内容も彼女を慰めるだけのお誂え向きのものだけでないのも、物語に良い色を出していると思う。

 

彼女のトラウマに対するメッセージが、まさにその一例だ。そのトラウマとは、エイミーが運転する自動車で事故を起こし、助手席にいた父が死亡した事。心に闇を抱えた彼女は、母との関係を悪化させ、死を急ぐように危険なスタントのアルバイトを行う。

 

エドは、生前その事を気がかりとしていたのだろう。彼女の怒りを買う事を承知で、ビデオレターでそれを諭すメッセージを送る。敢えて厳しい事を投げかけるという、彼女を想うからこその言動は立派に感じた。ただ、年齢差も相まって娘を想うお父さんのように映ってしまったが・・・。

 

最後に、ここまで自分の事を想ってくれる人に出会う事は人生でも珍しいはず。そんな体験を出来た彼女は、やはり幸せ者だと感じた。ただ、実際死後もメッセージが来続けると、ちょっと引いてしまう人もいそう。

 

Comments

*
*
* (公開されません)