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本「後世への最大遺物」(内村 鑑三著)     

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今回は、私に活力を与えてくれる良本、内村鑑三著の「後世への最大遺物」の感想を書いてみようと思う。

 

読もうと思ったきっかけ

職場の先輩とふとしたきっかけから明治時代の話になり、その時に内村鑑三に関する話を教えてもらい興味を持った。そこで、この本を手に取り読んでみようと思った。

 

本の感想

タイトルにある通り、この本は自身の死に際して「後世に何を遺す事が出来るのか?」についての考えが述べられている。

 

この世に生まれてきたからには、社会に対して何か良いものを残して死にたいと思う人も多いと思う。自分自身も、小学生の頃に伝記を読んでは成功した偉人を自身に投影し、将来同じように社会に良い影響を与えられる人間になりたいと漠然と思い描いていた。

 

著者は、この本で才能や社会的位置があるならば、社会に還元するために「お金」をたくさん稼ぐ・地道なトンネル堀りやアフリカの地理を突き詰めるなどの「事業」を行う事により社会に貢献する・執筆活動や教育により「思想」を後世に引き継ぐといった活動で後世に何かを遺す事が出来ると述べている。

 

ただ、全ての人がそういった活動が出来るかと言われると難しいと思うし、平凡な暮らしをしているものにとっても荷が重いと思う。

 

そこで、著者が後世へ残せる最大の遺物として挙げているのが「勇ましい高尚なる生涯」である。商売の才がなければ、お金をたくさん稼ぐ事は出来ないかもしれない。ある程度社会的な位置がなければ事業を行う事や、教育者や文学者のように思想を多くの人に焚き付ける事は出来ないかもしれない。

 

しかし、世の中に希望を持つ事・地に足の着いた想いを持ち実践する事等、自分の想いに純粋に一生懸命生きる事は出来ると思う。そういった愚直に良いと思う行動を心がけて行く事が「勇ましい高尚なる生涯」なのだと思った。

 

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kuhh
面白かった本や映画の感想をブログにまとめています。読む本は、他の人のおススメやアマゾンの評価を参考に選んでいます。

映画は、もっぱらアマゾンのプライムビデオで見られる作品になってます。たまに、本や映画とは無関係な日々の忘備録を書く予定です。

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